大雨で冠水の明田地下道、56時間ぶりに通行再開

 大雨の影響で水がたまり、通行できなくなっていた秋田市の明田地下道は17日夜、約56時間ぶりに通行が再開された。通行止めの看板が外されると、多くの車が行き交った。一方、JR秋田駅の東西を結ぶ地下トンネル「秋田中央道路」は冠水により通行止めが続いている。

 市道路維持課によると、地下道は大雨により15日午後2時前に水がたまり、通行止めを知らせるサインが点灯。夕方には完全に水没したとみられる。17日正午ごろまでに水が引き、たまった泥やごみの除去、路面洗浄などを経て午後10時すぎに通行が可能となった。

 通行再開に先立ち、社会人ラグビー・トップイーストリーグAの秋田ノーザンブレッツの関係者約30人が地下道の歩道をボランティアで清掃した。路上にたまった泥やごみを運び出した。モセイトゥバ志雄選手(30)は「秋田への恩返しの気持ちで取り組んだ」と振り返った。

通行できるようになった秋田市の明田地下道=17日午後10時すぎ

通行止めが解かれた明田地下道=17日午後10時すぎ

水が引いた秋田市の明田地下道=17日午後1時ごろ

秋田市の明田地下道=17日午前11時半ごろ(読者提供)

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