高橋誠司さん「秋田の特性を活かして明日を創る」 秋田さきがけ県南政経懇話会
有料記事
秋田さきがけ県南政経懇話会の7月例会が24日、大仙市の大曲エンパイヤホテルで開かれた。NTTデータグループのコンサルティング会社「クニエ」(東京)でディレクターを務め、地域活性化に詳しい高橋誠司さん(54)が「秋田の特性を活(い)かして明日を創る」と題して講演。地域の強みに目を向け、社会の変化に対応しながら活性化策を探るよう提言した。
◇ ◇
高橋さんは、さまざまな自治体のコンサルティングに携わり、県内では横手市の中心市街地活性化基本計画づくりに関わった。
その中から鹿児島県薩摩川内市の事例を紹介。同市では竹林の管理が地域課題となっていたが、竹を資源として捉え直し、建材などさまざまな用途に使われるセルロースナノファイバー(CNF)の原料やバイオマスエネルギーとして活用した。自治体が民間に呼びかけて協議会を設立。CNFの工場を誘致すると、地元企業もCNFに関わるようになり、経済効果が広がったという。
お気に入りに登録
シェアする
この記事は会員限定です
(全文 1018 文字 / 残り 612 文字)
電子版に会員登録すると
秋田のニュース・話題をナンバーワンの情報量で。秋田に関わるあなたの仕事や暮らしに役立つ情報満載です。
- 有料記事が読める
- 各種メールでニュースを見逃さない
- 新聞併読コースならデジタル紙面が読める