象潟と由利本荘にビジネスホテル新設　シブヤホールディングス、出張や観光需要に対応

　産業機械メーカー「丸大機工」や温泉宿泊施設の運営会社などを傘下に置くシブヤホールディングス（秋田県にかほ市金浦）は、同市象潟町と由利本荘市薬師堂にビジネスホテルを１棟ずつ新設する。象潟は８月７日、由利本荘は来年５月のオープンを予定。電子部品産業やインフラ関連の出張利用、コロナ禍から回復傾向の観光客の需要に応える。

　ＪＲ象潟駅近くの国道７号沿いに開業するホテルは「サンネムホテルイン象潟」。約１億５千万円を投じて、グループ会社が保有する２階建ての飲食店ビルを改装する。延べ床面積４７８平方メートルに計２０室を備える。宿泊料金はシングル６千円程度、ツイン１万円程度を想定している。