「津波フラッグ知って」、聴覚障害者に避難促す合図 秋田県内では5市町導入

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 秋田県内で、津波警報や注意報が発令されたことを海水浴客や聴覚障害者らに知らせる「津波フラッグ」を導入する動きが広がっている。ただ、新型コロナウイルスの影響でここ数年は海水浴場の開設が見送られてきたことから周知が進んでいない。秋田地方気象台は「沿岸だけでなく内陸の自治体とも連携し、普及啓発活動に力を入れたい」としている。

津波の危険を視覚的に伝える津波フラッグ(日本ライフセービング協会提供)


 津波フラッグは、赤と白の格子柄で、気象庁が2020年6月に運用を始めた。監視員やライフセーバーが高い場所で振ったり、高い建物に掲げたりすることにより、防災無線やサイレンが波音で聞こえにくい海岸でも危険を視覚的に伝えることができる。

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