高騰するガソリン価格 都道府県で最大13.4円の差、その理由は…

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ガソリン価格の高騰が止まらない。経済産業省が23日発表したレギュラー1リットル当たりの平均小売価格(21日時点)は、秋田県内で180.3円となり、2004年の統計開始以降で2番目の高さとなった。高騰は全国的な傾向だが、都道府県ごとの小売価格には最大13.4円の開きがある。なぜこのような地域差が生じるのか、理由を探った。(デジタル編集部・斉藤賢太郎、にかほ市駐在・進藤麻斗)

全国平均はこの1年間、おおむね170円を下回る水準で推移してきたが、今年6月に入って上昇基調となり、8月21日時点で183.7円まで上がった。政府が6月から、価格抑制のための補助金を段階的に縮小し始めたほか、原油価格上昇と円安が追い打ちをかけ、一気に高騰した。

政府の補助金は9月末で終了する予定で、このまま原油高と円安が続けば、全国平均が200円台に達するとの観測も出ていた。岸田文雄首相は22日、価格高騰への緊急対策を与党に指示。ガソリン補助金の延長も検討する。

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