減益計画でも設備投資に前向きな日本企業

連載:永浜利広 深読み経済ニュース
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永浜利広(第一生命経済研究所首席エコノミスト)
永浜利広(第一生命経済研究所首席エコノミスト)

 先週、財務省と内閣府から7~9月期の法人企業景気予測調査が公表されました。これによれば、前期から景況判断が改善したらプラス、悪化したらマイナスとなる大企業の景況判断指数(BSI)は全産業でプラス5.8、製造業でプラス5.4、非製造業でプラス6.0といずれも改善を示しました。

 また、今年度の売上高計画(前年度比)を見ても、全産業で2.7%増、製造業で3.2%増、非製造業でプラス2.4%増といずれも増収見込みとなりました。

 しかし、より重要な経常利益計画(前年度比)を見ると、全産業で3.9%減、製造業で10.7%減、非製造業で1.4%減といずれも減益計画となっています。

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