大谷の右肘手術、新方式か 従来より早期復帰も、米メディア

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8月、笑顔を見せながら投球練習する米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平(共同)
8月、笑顔を見せながら投球練習する米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平(共同)

 【セントピーターズバーグ共同】米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平(29)が19日、右肘の手術を受けた。具体的な術式は明らかにされていないが、補強材で患部の修復と強化を図る「インターナル・ブレース」と呼ばれる方式ではないかとの見方が米メディアで広がっている。自身の他の部位から腱を移植して再建する従来の「トミー・ジョン手術」よりも早期の復帰が可能とされる。

 発表された声明で、執刀医の説明では「再建」ではなく「修復」という表現が使われていた。今回痛めた箇所は2018年10月に再建手術を受けた前回とは異なり、エンゼルスの地元紙オレンジ・カウンティー・レジスター電子版は「靱帯に強度を与える新しい技術『インターナル・ブレース』を使ったとみられる」と指摘した。

 声明によると、今回は24年の開幕から打者で復帰できる見込み。リハビリ期間が短くなれば、25年から投打の「二刀流」でフル回転できる可能性がある。

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