コロナワクチン無料の秋接種開始 来年度は自己負担も検討

 新型コロナウイルスのオミクロン株派生型「XBB・1・5」に対応した改良型ワクチンの無料の秋接種が20日、始まった。生後半年以上の全ての人が対象で、高齢者や基礎疾患のある高リスク者は接種が推奨される。期間は来年3月31日まで。厚生労働省は4月以降の体制を巡り、自己負担が生じる可能性がある「定期接種」への切り替えも検討している。

 東京都港区のクリニックには朝からワクチンを打つ人が続々と訪れた。

 厚労省は予防接種法の「特例臨時接種」に位置付け、全額公費負担としてきた。だがウイルスの性質の変化や、免疫の獲得、抗ウイルス薬の普及に伴い重症者が減ったため、来年3月末に終了する方針だ。

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