剣道少年・明桜と秋商の混成チームで日本一狙う 鹿児島特別国体

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 鹿児島県で10月開幕する特別国民体育大会「燃ゆる感動かごしま国体」の剣道に、秋田県から成年少年男女の4チーム全てが出場する。4チーム出場は2007年秋田わか杉国体を除くと06年兵庫国体以来17年ぶり。中でも東北総体を制した少年男子は、今年の全国高校総体(インターハイ)団体で8強入りし、進境著しい明桜と、本県高校剣道界を長年けん引する伝統校の秋田商の混成チーム。個性の強い2校が互いの強みを発揮し日本一を狙う。

 東北総体は、先鋒・土田剛士と次鋒・高山海斗の明桜2年生コンビが思い切り攻め込み、判断力に優れ攻守に強い中堅・本間廉基(明桜)、冷静で観察眼がある副将・保泉颯(秋田商)、一撃の爆発力に秀でた大将・溝淵力也(同)の3年生3人がどっしりと構えた。6県総当たりのリーグ戦で、初戦の宮城にこそ0―0からの代表戦で敗れたが、後の4試合は堅守が光り、一本も奪われず全勝した。保泉は「明桜は団体戦の応援や次の選手へのつなげ方がうまい。見習って率先して行っている」と刺激を受けている。

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