
元キャバ嬢(キャバクラで働く女性)が老舗釣具店を継いでみた―。秋田県潟上市にある中居釣具店の3代目店主・山田希望さん(28)はそんなキャッチフレーズを掲げ、2021年に祖父の代から続く釣具店を継いだ。店で販売する商品にちなみ、ついたあだ名は「毛針ちゃん」。釣り経験も知識もゼロの状態から店主になって2年半。持ち前のアイディアと行動力で、釣り人が交流できる店を目指し奮闘している。6回続き。(デジタル編集部・藤岡真希)
今年創業69年を迎える中居釣具店は、潟上市の出戸浜海水浴場にほど近い、住宅街の一角にある。
「中居釣道具専門店」という昔ながらの大看板が掲げられ、入り口のガラス戸には「NAKAI FISHING TACKLE STORE」(中居釣具店)の文字と、毛針のイラストが描かれている。古さと新しさが入り交じったような外観は「古き良きものに、新しいものを取り入れたい」という毛針ちゃんなりのこだわりだ。
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