歩行者事故、秋冬の帰宅時間帯は要注意 ヒートマップで危険度可視化

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秋の全国交通安全運動が21日に始まり、秋田県内でも30日まで事故防止に向けた啓発活動が展開される。運動の重点事項の一つが、子どもや高齢者をはじめとした歩行者の安全の確保。県内で近年発生した歩行者事故のデータからは、秋冬の帰宅時間帯の多発傾向がはっきり浮かび上がる。薄暮や悪天候によってリスクが高まるため、ドライバーは注意が必要だ。(デジタル編集部・斉藤賢太郎)

警察庁がウェブサイトで公開している「交通事故統計情報のオープンデータ」を活用。県内で2019~22年の4年間に発生した人身事故5349件を、秋田魁新報が独自に集計・分析した。事故の多発箇所や1件ごとの概要を調べることができるマップも公開している。

秋田の交通事故マップ|秋田魁新報電子版
https://www.sakigake.jp/special/maps/traffic-accident/


このうち歩行者が死傷した事故は709件。発生月と時間帯をクロス集計し、ヒートマップというチャートで表すと、10~1月の17、18時台に多発している傾向が一目瞭然だ。

秋冬のこの時間帯は春夏に比べ、雨や雪の時の発生件数が多いのが特徴。

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