多様性と包摂「普及せず」87% 障害者、民間調査

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企業で働く際に求める配慮事項
企業で働く際に求める配慮事項

 多様な人材が個性や能力を発揮できるようにする考え方「ダイバーシティー&インクルージョン(多様性と包摂)」について、障害者の87%が社会で普及していないと感じていることが22日、民間調査で分かった。自身への差別や偏見は「ある」と答えた人は76%に上った。

 障害者らへの理解や、共生社会の実現に向けた取り組みが不十分と言えそうだ。

 調査は、障害者の就労を支援する「ゼネラルパートナーズ」(東京)が6月、インターネットで実施した。20~70代の129人から回答を得た。

 企業で働く際に求める配慮事項(複数回答)は「同僚や上司からの理解と協力」が65%で最も多かった。

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