吉田屋駅弁、33都道府県に流通 2万2千個、食中毒の疑い

 青森県八戸市の駅弁製造会社「吉田屋」の駅弁を食べた人に食中毒が疑われる症状が相次いだ問題で、同市保健所は22日、原因となった可能性のある製造日の弁当約2万2千個が33都道府県に流通していたと発表した。また同日までに判明した体調不良者は301人となった。

 保健所によると、流通状況を調べたのは15、16日に同社が製造・納品した弁当計2万2184個。ほとんどが商社を通じ、2日間で駅構内や駅ビルの売店、駅弁フェアを開催していた小売店など約1080店舗に納品されたとみられる。17日は製造を自粛していた。

 保健所は、対象商品や原因の特定には至っていない。

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