伊東正示さん、「共催」うまく活用を ミルハス1年・私の提言(上)

連載:ミルハス1年 私の提言
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 秋田市のあきた芸術劇場ミルハスがグランドオープンしてから、きょう23日で1年。県内外の関係者にこれまでの評価と、より愛される施設になるための提言を聞く。3回続き。

 ◇  ◇

ミルハスアドバイザー 伊東正示さん(71)=東京都
劇場コンサルティング会社「シアターワークショップ」代表


伊東正示さん

 全国各地の劇場運営に携わった経験から、ミルハスの運営や自主事業に助言するアドバイザーに就任した。この1年で多彩な公演やイベントが開催されたことを評価しつつ、「どんなにいいホールでも、受け身の姿勢では集客力のある公演は離れていく。これからが勝負」と強調する。

 魅力的な公演を継続的に誘致するためには、プロモーターへの積極的な営業が欠かせないが、ミルハスでは現状、そうした活動は行っていない。「特に著名なアーティストを呼ぶには、ツアー日程に入れてもらうために早期の営業が重要」とし、営業体制構築の必要性を指摘する。

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