時代を語る・須田精一(8)「模範解答事件」で謝罪

連載:時代を語る・須田精一
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役員を務めた東海大同窓会の会合で(右端)。大学とは卒業後もつながりが深い。中央は同大創立者で総長だった松前重義さん=平成元(1989)年ごろ
役員を務めた東海大同窓会の会合で(右端)。大学とは卒業後もつながりが深い。中央は同大創立者で総長だった松前重義さん=平成元(1989)年ごろ

 大学時代は金を稼ぐことに懸命だった。学費や生活費は当然必要だが、大部分は学生同士や英語が縁で知り合った外国人との付き合いに使った。食事をするにも酒を飲むにも金はかかるが、いろんな人と交わることが自分を磨き、高めることになる。

 苦々しい思い出がある。「模範解答事件」だ。

 東海大学の入試では、試験開始から30分後に問題が父兄控室に張り出される。それを素早く書き写し、試験終了までに解答を作成する。

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