アジア・太平洋戦争が終わり、戦後にアメリカのジャズなどの洋楽がどんどん入ってくると、ブギウギやブルース、タンゴやルンバといった歌謡曲が人気となる。歌舞伎や浄瑠璃の世界など日本調を得意とした東海林太郎はヒット曲が出なくなった。
東海林は戦時中にテイチクにいたが、戦後はポリドール、キングへと移籍を繰り返した。そして1953(昭和28)年に重役待遇で迎えられたのが、タイヘイから改称したマーキュリーレコードである。ここでもヒット曲には恵まれなかったが、東海林ファンが推す作品は少なくない。
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