大関貴景勝が4度目V、混戦制す 全休明け、決定戦で逆転

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大相撲秋場所千秋楽の優勝決定戦で熱海富士(手前)をはたき込みで破り、優勝を決めた貴景勝=24日、東京・両国国技館
大相撲秋場所千秋楽の優勝決定戦で熱海富士(手前)をはたき込みで破り、優勝を決めた貴景勝=24日、東京・両国国技館

 大相撲秋場所千秋楽は24日、東京都墨田区の両国国技館で行われ、西大関貴景勝(27)=本名佐藤貴信、兵庫県出身、常盤山部屋=が熱海富士との優勝決定戦を制し、11勝4敗で4場所ぶり4度目の優勝を逆転で果たした。

 貴景勝は本割で4敗同士の関脇大栄翔を下し、4敗目を喫した熱海富士に並んだ。11勝4敗での賜杯獲得は1場所15日制が定着した1949年夏場所以降で4例目の低い成績。近年の混戦を象徴する結果となった。

 両膝痛で先場所を全休し、7度目のかど番で臨んだ貴景勝。横綱不在の土俵で看板力士の責任を果たした。全休明けの大関による優勝は2003年春場所の千代大海以来2度目となった。

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