「秋田の冬」日本画で表現 画家・宮本能成さん(東京都)、象潟公民館で個展

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 秋田県の冬をイメージした絵画が中心の個展が、にかほ市の象潟公民館で開かれている。作者は東京都の日本画家・宮本能成(よしなり)さん(79)。妻るり子さん(73)が同市象潟町出身という縁で本県に足を運ぶようになり、作品の幅を広げた。「題材となった風景がある地域の人に見てもらいたい」と語る。30日まで。

 宮本さんは東京芸大絵画科日本画専攻を卒業後、主に沖縄県の風景や文化をテーマに創作に取り組んだ。20代でるり子さんと結婚してから、冬や雪を主題にした作品を多く手がけるようになったという。

 「沖縄と秋田の風景はまるで違う。最初は一面の銀世界に厳しい、色がないといったイメージを持ったが、通っているうちに冬の中にもさまざまな色を見つけられるようになった」と振り返る。

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