マイナ一体化に不安視、現在の保険証「必要」9割 秋田県保険医協会員医師

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県健康福祉部の高橋部長に要望書を手渡す県保険医協会の草彅会長(左から2番目)ら
県健康福祉部の高橋部長に要望書を手渡す県保険医協会の草彅会長(左から2番目)ら

 現行の健康保険証を廃止し、マイナンバーカードと一体化させる政府の方針について、秋田県保険医協会が8月に行ったアンケートで、回答した会員医師(回収率14・7%)の9割が現在の保険証を残す必要があると答えた。

 政府は来年秋に現行の健康保険証を廃止し、マイナンバーカードに一体化させる方針。ただ、全国ではマイナ保険証で受診した際のトラブルが相次いでおり、医師や患者に不安の声が根強くある。

 県保険医協会は8月、県内の医師と歯科医師の会員計641人にアンケート用紙を送り、94人から回答を得た。健康保険証を残す必要があると回答したのは83人で、回答者の88・3%だった。

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