カレイ類、身の質や味わいに違い 一夜干しで食べやすく うめな!秋田の魚(9)

連載:うめな!秋田の魚
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 今月から底引き網漁が解禁され、カレイ類が出回っている。秋田県沖で取れるのは約10種で、県水産振興センター(男鹿市)総務企画室の甲本亮太さん(49)は「それぞれ身の質や味わいが違う」と話す。手頃な値段で買えるのがヒレグロとソウハチ。いずれも本県の年間漁獲量は10トン前後と安定している。

本県沖で取れたヒレグロ(上)とソウハチ

 ヒレグロはエゾガレイとも呼ばれ、丸い頭とおちょぼ口が特徴。赤茶色でぬめりが強く、うろこは小さく軟らかい。ひれが黒いことが名前の由来とされる。水深約200メートルの砂泥地に張り付きゴカイや甲殻類を餌とする。体長は大きいもので約40センチ。くせのない味で、身が薄いため唐揚げがお勧めだ。

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