猛暑影響か、JA秋田おばこの1等米比率1・4% 被害「想像以上」の声

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稲刈りが進むJA秋田おばこ管内の田んぼ=29日、大仙市
稲刈りが進むJA秋田おばこ管内の田んぼ=29日、大仙市

 JA秋田おばこ(本店秋田県大仙市)の2023年産米(飼料用米を除く)の1等米比率が、28日時点で1・4%にとどまっていることが29日、同JAへの取材で分かった。猛暑の影響とみられる。他のJAでも等級低下が目立ち、被害を「想像以上」とする声が上がっている。

 JA秋田おばこによると、28日時点の集荷量は約2万2400トン。食味に影響はないが、白く濁ったり粒が割れたりしているコメが多く、ほとんどが2等米。収量も落ち込む見込みだという。

 高温障害が懸念されたため、稲刈り前の今月上旬に管内14地点で品質を調査したところ、全地点で1等米がみられなかった。

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