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由利工業の工場長になって間もない昭和４５（１９７０）年春、鉄骨スレート造りの新工場が完成した。創業１５周年のタイミングで、生産設備も増強した。
会社は花見や社員旅行、運動会などレクリエーションに力を入れ、従業員同士の仲もよかった。新工場完成を機に、社業発展へ全社が結束していた。
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