秋田県、IT企業の誘致急増 昨年度9社、本年度既に6社

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 秋田県が誘致するIT企業が増えている。ここ10年では2021年度まで0~3社だったが、22年度は全13社中9社に急増。本年度も29日時点で12社中6社で、昨年度のペースを上回る。県は若者の定着・回帰に向け、魅力ある職場を県内に整えたい考えだ。

 県産業集積課によると、14年度以降に県が誘致企業に認定したのは計約100社で、このうち4分の1ほどの27社がIT企業。ソフトウエアやシステム開発を手がける企業が多くを占める。業種別では最も多く、2番目の輸送用機械(10社)に大きく差をつけている。一定の要件を満たす企業について県は、補助金などの助成が受けられる「県誘致企業」に認定しており、今年1月末現在、計375社が操業している。

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