トラックの代替、鉄道や船舶が選択肢に 2024年物流危機(4)

連載:2024年物流危機
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日本製紙の段ボール原紙用コンテナを貨車に積む作業員=大館市の大館貨物駅
日本製紙の段ボール原紙用コンテナを貨車に積む作業員=大館市の大館貨物駅

 トラックでの輸送から鉄道や船舶に切り替える「モーダルシフト」を検討する動きが県内で広がっている。物流の2024年問題への対応として実証実験が行われており、本格運用に移行している例もある。

 8月中旬、秋田県大館市の大館貨物駅。DOWA通運(岩手県奥州市)の作業員が、フォークリフトでJR貨物(東京)の貨車にコンテナを積んでいた。コンテナは日本製紙(東京)が秋田市の秋田工場で生産した段ボール原紙用で、届け先は首都圏。以前は日本製紙がトラックで運んでいた。

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