中国軍、台湾周辺で大規模訓練 上陸想定と警戒感強まる

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9月21日、台湾国防部が発表した中国軍の対潜哨戒機の写真(共同)
9月21日、台湾国防部が発表した中国軍の対潜哨戒機の写真(共同)

 【台北共同】中国軍は9月、台湾周辺の海空域に前例のない規模で艦船や軍用機を展開し「統合実動訓練」を実施した。中国国防省は「同様の訓練を常態的に組織する」と表明、軍事圧力を強める構えだ。台湾では上陸を想定した訓練だとの警戒感が強まっている。一方、中国国防相が消息不明となる異例の事態が続く中、訓練で軍を引き締めたとの見方もある。

 台湾国防部(国防省)は9月11日、中国軍の空母「山東」が西太平洋を航行したと発表。12日には1日当たり過去最多となる延べ20隻の艦船の台湾周辺での活動を、18日には過去最多の軍用機延べ103機の飛行をそれぞれ発表した。

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