NY株3日続落430ドル安 FRBの利上げ長期化警戒

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ニューヨーク証券取引所=2月(共同)
ニューヨーク証券取引所=2月(共同)

 【ニューヨーク共同】3日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は3営業日続落し、前日比430・97ドル安の3万3002・38ドルで取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ長期化を警戒した売りが優勢となり、下げ幅は一時500ドルを超えた。

 朝方発表の8月の米雇用動態調査で求人件数が市場予想を上回り労働需給の引き締まりが示されたことから、投資家が警戒感を強めた。米長期金利が上昇し、相対的に割高感が意識されたIT株が特に売られて相場を押し下げた。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は反落し、248・30ポイント安の1万3059・47。

 個別銘柄では、金融のゴールドマン・サックスや金融・旅行のアメリカン・エキスプレスの下落が目立った。通信のベライゾン・コミュニケーションズは買われた。

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