「社説・コラム」に関する記事一覧です。
来る日も来る日も雑誌編集の仕事に追われ、気が付けば真夜中。くたびれて東京・赤坂の自宅マンションへ帰ると、20人近くがひしめいてあっちで酒盛り、こっちではマージャンと大騒ぎ。「今夜も俺の居場所がないと…
先日、スマートフォンにこんなメッセージが届いた。「美郷ジャズオーケストラ、2年半ぶりに本番入りました。長かった」
ロシアによるウクライナ侵攻の激戦地マリウポリで、製鉄所を拠点に抵抗を続けていたウクライナ側部隊が「投降」を開始した。ロシア軍が製鉄所を掌握すれば、マリウポリの全域を制圧することになる。
横浜市で60年以上続く木版画工房を営む小林義昭さん(69)には、故池田修三さんを巡る忘れられないエピソードがある。
日中戦争から無事復員した六郷町(現美郷町)の藤原源也さんは1944年8月、妻と5人の幼い子どもを残して再び出征した。沖縄本島南部の激戦地に送られ、45年6月に戦死。享年35
新たな高齢ドライバー対策を盛り込んだ改正道交法が施行された。一定の交通違反歴がある75歳以上に運転技能検査(実車試験)を課したことが大きな柱の一つだ。
秋田市がまちづくりの基本方針としている「コンパクトシティー」。市民の間では、JR秋田駅前への一極集中を促す政策だと誤解されている場合があると感じる。
漫画家のちばてつやさんは若い頃、ある幻覚に悩まされた。少女漫画誌への連載が好評で、執筆に忙しくなっていた時期だった
大館能代空港(北秋田市)の羽田線が1日2往復から3往復運航になり、県や周辺自治体は利用促進に力を入れている。3往復運航の継続と定着を図るため、来春までに国に対して増便の成果を示す必要があるからだ。ス…
長さ3センチほどの濃い紫の穂から淡い黄色のおしべが幾つか出ている。一つ一つはどちらかというと地味だが、数え切れない穂が一斉におしべを出している光景は何だか神秘的な感じさえする。ササの一種「スズタケ」…
きのうまでの2日間、バスケットボール男子Bリーグのチャンピオンシップで秋田ノーザンハピネッツと琉球が戦った会場は沖縄県の沖縄アリーナ。最大収容1万人で巨大ビジョンも備える、リーグ屈指の充実した施設だ
沖縄が日本に復帰してきょうで50年になる。玉城デニー知事は節目を迎えるに当たって、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設の断念などを求める建議書を岸田文雄首相に手渡している。沖縄の切実な声に…
家族という枠からはじき出された人たちが偶然出会い、支え合いながら生きていく。作家・落合恵子さんの小説「偶然の家族」は古びたアパートで暮らす男女7人の日常を描いた作品だ。物語の中心となるのは、男性の同…
ふるさとは遠きにありて描くもの。室生犀星の詩の一節を借り、そんなフレーズが思い浮かんだ。
フィンランドが米欧の軍事同盟、北大西洋条約機構(NATO)に加盟申請すると表明した。ウクライナに侵攻したロシアに対する危機感から、軍事的な中立政策を転換する。隣国スウェーデンも近く申請方針を表明する…
サルが板の中から横顔をひょいと出している。目を見開いた表情が実に生き生きとした木彫レリーフだ。今にも動き出しそうに思える。作品名ははっきりしないが、台湾の彫刻家黄土水(こうどすい)=1895~193…
長引くコロナ禍と自粛生活で芸を披露する場が減ったことも影響したのだろうか。「聞いてないよォ」「どうぞどうぞ」のギャグや体を張ったリアクション芸で知られる人気お笑いトリオ「ダチョウ倶楽部」のメンバー、…
国の経済政策や企業活動を通じ、国民の生命や財産を守る安全保障を前進させられるのだろうか―。経済安全保障推進法が参院本会議で可決、成立した。コロナ禍、ウクライナ危機で激変する国際情勢に日本が対応してい…
かつて稲作がいかに過酷だったかが分かる農水省の統計がある。10アール当たりの労働時間は2020年が22時間なのに対し、1955年は10倍の225時間。大勢が田に駆り出された時代だった。
大館、秋田、横手の各市をはじめ県内各地で昨日、最高気温25度以上の夏日を記録した。連休明けは涼しい日が続いたが、ようやくネクタイなしに適したクールビズ日和の到来だ