「展示・展覧会」に関する記事一覧です。
ふるさとは遠きにありて描くもの。室生犀星の詩の一節を借り、そんなフレーズが思い浮かんだ。
シンプルな筆致の絵だ。日が昇りつつある丘の上に、長寿とされる鶴が2羽たたずむ。左右には松が描かれ、初春のめでたい気分が表現されている。1900年の本紙正月号1面を飾った日本画の巨匠横山大観の作だ
動物写真家・嶋田忠(ただし)さん(73)の企画展「嶋田忠 野生の瞬間 華麗なる鳥の世界」が23日、秋田市中通の市立千秋美術館で開幕する。22日は展示作業が行われ、嶋田さんが作品配置などを確認した。同…
青春映画や「ゴジラ」などの作品で活躍し、3月14日に亡くなった俳優宝田明さんを追悼する企画展が秋田県横手市の石坂洋次郎文学記念館で開かれている。横手でのロケ風景の写真や映画のポスター計9点を展示。5…
「スケる(透ける)」をテーマに生き物や物の中身を紹介する企画展「スケスケ展―スケると見える仕組みの世界―」が、JR秋田駅前の秋田オーパ5階で開かれている。5月8日まで。
大館市で製作され、昨春の東京・銀座を皮切りに宮城県石巻市、大阪市で展示されてきた。宮崎駿監督のアニメ映画「風の谷のナウシカ」の絵看板だ。各地を巡回中の「アニメージュとジブリ展 一冊の雑誌からジブリは…
第13回県新春書初め大会(秋田魁新報社、県書道連盟、県総合公社主催)の作品展が27日、秋田市山王臨海町のさきがけホールで始まった。幼児から一般までの応募作855点と、同連盟の書家が揮毫(きごう)した…
秋田県内外から募集した本県の美しさを伝える写真と、写真から着想を得て表現した書を展示する「『写』と『書』の未来展」が18日、秋田市山王臨海町のさきがけホールで始まった。初日は写真の優秀作品を表彰した…
秋田県男鹿市船川港の大龍寺を地元の作家6人の芸術作品で彩る「大龍寺アート展示会」が、19日まで開かれている。訪れた人たちは、静謐(せいひつ)な空間と自由な発想で描かれたアートの調和を楽しんでいる。
今夏の東京五輪カヌー・スプリントに出場し、その後引退した小野祐佳さん(31)=秋田県由利本荘市出身=の活躍を伝える展示コーナーが26日、同市北裏地のボートプラザアクアパルにお目見えした。小野さんは同…
すしの盛り付けに使われる緑色の「バラン」を切り抜く工芸「笹(ささ)切り」の作品展が30日まで、秋田県八郎潟町のえきまえ交流館はちパルで開かれている。
「動詞の森」って何だろう。開催中の展示会のタイトルの言葉に引かれ、美郷町学友館に足を運んだ。「引く・省く」「飾らない」「問う」「ゆだねる」などの「動詞」が、大人の背丈より少し高い15本の茶色い筒に書…
秋田県潟上市の粘土作家村山裕磨さん(37)の作品展が、男鹿市船川港船川の飲食店「化世沢食堂」で開かれている。毛並みまで繊細に表現した海や陸の動物たち約120点が並んでいる。村山さんは「子どもも大人も…
秋田県出身・在住の美術作家7人による「アーツアーツ2021展」(県主催)が、秋田市のアトリオンで開かれている。工芸や彫刻、絵画や映像など約40点を展示している。24日まで。
横手市十文字町の皆川嘉左ヱ門さんは、亡くなるまで「農民彫刻家」を貫いた。農業を営みながら、身近な先輩農家や女性農家の姿を木彫で表現。作品には大地に根ざし、風雪に耐え、黙々と生きる農民への尊敬が表れて…
秋田伝統工芸研究会(青木隆吉会長)の創立20周年記念展が12日、秋田市中通のアトリオンで始まった。会員ら26人の銀線細工や杢目銅(もくめがね)など金属工芸を中心とした作品約50点を展示している。14…
鑑賞しながら作品に引き込まれ、水の世界を旅しているような気分になった。潟上市飯田川飯塚のギャラリーブルーホールで開かれている、写真家・草なぎ裕さん(39)=秋田市=の個展「水の粒子」。23日から展示…
第13回秋田工芸展(県工芸家協会主催)の審査が27日、秋田市中通の県立美術館で行われ、最高賞の秋田工芸大賞に倉橋正伸さん(72)=大仙市=の「夢物語」(木竹)が選ばれた。漆、金属、人形などの各部門に…
秋田県仙北市田沢湖の田沢交流センター内に、田沢湖地区に関する資料を集めた「田沢のミュージアム 荷嶽(かがく)館」がオープンした。「学校歴史の展示室」「農民具の展示室」「暮らしの展示室」の3室からなり…
湯沢市稲庭町の観光施設「稲庭城」で、市内の遺跡などから出土した品々が展示されている。土偶や石器が並ぶ中、個人的に関心を持ったのが稲川地域で見つかった古銭と銅鏡。戦国時代まで県南部で勢力を誇った小野寺…