「大曲梵天記」に関する記事一覧です。
3月13日 奉納日。30人余りが参加。大仙市大曲地域の商店街を、北側の下丁からと南側の上丁からの二手に分かれて約40軒巡行し、合流後に奉納先の諏訪神社に向かう。
2月26日 秋田県大仙市大曲の中心部、大曲昭和五十六年会が拠点として使う作業場の建物は、表通りからは少し奥まった場所にある。あまり目立たないので、秘密基地みたいな雰囲気がある。
2月25日 「PCR検査を受け、外出を自粛してください。みんな大変だけども、もう一踏ん張りしましょう」
2月24日 巡行に参加する面々の様子が、いつもと少しだけ違っていた。午前7時半、会長の藤井邦欣さんが朝のあいさつでこう述べた。「今日が奉納前、最後の巡行です。楽しんでいきましょう」
2月19日 三浦博樹さん、倉田和享さん、福田純詠さん、長谷川剛さんの4人は、この日の夕方から大仙市で行われる大曲の綱引きで「荷方節」を歌う。朝から落ち着かない様子だ。
2月14日 19日に大仙市で県指定無形民俗文化財の「大曲の綱引き」が行われる。大曲の梵天を担う私たち大曲昭和五十六年会は当番の年代会として、今年の綱引き実施の中核を担う。この日は拠点に使っている倉庫で…
2月13日 日曜日のこの日、大曲の梵天が秋田市にやって来た。巡行先は秋田市に自宅を構える会員。大仙市大曲に単身赴任している私もそのうちの1人だ。
2月11日 19日に行われる県指定無形民俗文化財「大曲の綱引き」で使う綱を作る作業に参加するため、大曲昭和五十六年会は大仙市大曲上大町、大曲綱引委員会顧問の塩谷國太郎さん宅に向かった。
2月10日 この日に参加した佐藤隆文さんと稲毛誠一郎さんをはじめ、会員のうちの6人は大曲昭和五十六年会の広報部に属する。日々の活動を写真や動画に記録し、フェイスブックやインスタグラムでの情報発信などを…
2月3日 巡行に出発する朝、私たちは拠点にしている倉庫の外に出て東を向き、隊列を組んで出がけの唄を歌う。この日、朝から集まったのは9人。10人を切るのは大曲昭和五十六年会としては初めてだ。
2月2日 2008年3月16日付の大仙市の広報で「大曲地区ぼんでん奉納世話人」として紹介された人がいる。大仙市大曲飯田町の能味喜一さん(89)。自身も数えで42歳の厄年に、昭和八年会の会員として梵天を…
1月29日 秋田県大仙市角間川町の巡行先に、えんじ色のはんてんを着た3人の男性がいた。彼らは角間川昭和五十六年会のメンバー。大曲昭和五十六年会の激励に来てくれたのだという。
1月25日 活動拠点の倉庫に、重苦しい空気が立ちこめていた。この前日、県内で153人の新型コロナウイルスの感染が判明。県独自の感染警戒レベルが3に引き上げられた。大仙保健所管内でも感染者が出た。
1月23日 大曲の梵天で約2カ月にわたって続く巡行に欠かせない役割の一つが「ほら隊」である。
1月22日 秋田県大仙市中心部の夜。大曲昭和五十六年会の会員約20人が、はんてんを着て繁華街を2列で行進する。先頭2人と最後尾2人の手にはちょうちん。誰一人として一言も発しない。何も知らない人が見たら…
1月18日 巡行で訪れる先は企業ばかりではない。この日は保育園2カ所も回り、園児たちに梵天と恵比須(えびす)俵、梵天唄を披露した。
1月13日 寒さは、じっとしていると一層厳しく感じられる。企業などをおはらいして歩く「企業巡行」の初日。梵天日和の吹雪に見舞われた。
1月10日 会員たちを乗せた車が、秋田県大仙市の大曲中学校に到着した。大曲昭和五十六年会の仲間たちの母校である。会員たちはこの日、在学中に指導を受けた恩師たちと再会し、みんなで作り上げた梵天と恵比須(…
1月9日 巡行の際の昼食は、拠点となっている作業場に戻って用意された弁当を食べることになっている。みんなが一息つける、楽しいひとときだ。
1月8日(夜) 幹部からの不穏なメッセージが突然、大曲昭和五十六年会のLINEグループに流れてきた。