社説・コラム

「社説・コラム」に関するニュース一覧です。

社説:政府経済対策 財政の健全化忘れるな

 岸田文雄首相が10月末をめどに経済対策を取りまとめるよう閣僚に指示した。それに先立ち発表した概要によると、光熱費や食料品の価格高騰に苦しむ家計の負担軽減、賃上げ促進、半導体への投資を促す企業支援など…

北斗星(9月27日付)

 忠犬ハチ公といえば大館市や東京・渋谷の銅像を思い浮かべるだろうか。実物の剝製は上野の国立科学博物館に展示されている。毛色は全体的に白っぽく、立ち姿は堂々としている。80年を過ぎても保存状態は良好で、…

地方点描:秋田の冬[本荘支局にかほ市駐在]

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 10月も迫り朝晩はすっかり涼しくなった。冬が近づくと思い出すのは、10年ほど前に東京に向かう秋田新幹線こまちで、近くに乗り合わせた女性が仲間と話していた言葉だ。「秋田の冬って、なんか薄暗いというか―…

社説:デジ庁に行政指導 信頼回復、問われる覚悟

 政府の個人情報保護委員会はマイナンバー法に基づいてデジタル庁などを行政指導した。マイナンバーと別人の公金受取口座がひも付けされるミスが相次ぎ、個人情報が漏えいした問題に対する処分だ。

北斗星(9月26日付)

 秋田市出身のフォトジャーナリスト高橋智史さん(41)は、圧政と闘うカンボジアの民衆を撮り続けている。2007年に現地に移住し取材する中で、秋田に関し尋ねられてもうまく答えられず、もどかしい思いをした

地方点描:議員の活動[湯沢支局]

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 湯沢市議会9月定例会の最終日に、議員発議の「稲庭うどん振興条例」の制定案が可決された。市内産の稲庭うどんを郷土の誇りと位置付け、官民一体でもり立て地域の活性化を図ろうというもの。産業としての持続可能…

北斗星(9月25日付)

 計算する際は紙に数式を書いて答えを出す。学生の頃まではそうだった。それがいつからか電卓に頼るようになり、今ではスマートフォンの電卓アプリに、ほぼその役目を負わせている

社説:100キロマラソン 存続へノウハウ承継を

 仙北市角館地区から北秋田市鷹巣地区を目指す「北緯40度秋田内陸リゾートカップ100キロチャレンジマラソン」がきょう24日に行われる。従来の実行委員会による運営は31回目の今大会が最後。現体制の集大成…

北斗星(9月24日付)

 8世紀末から9世紀初めにかけての落とし物だった可能性が指摘されている。送り主は出羽国(本県、山形県)、宛先は下野国(栃木県)の国司と記されているが、通信や輸送の手段が発達していなかった当時はたどり着…

社説:副大臣・政務官人事 「女性活躍」の姿勢疑う

 「女性活躍」を推進する気が本当にあるのか。掲げた看板に偽りありと言わざるを得ない。第2次岸田再改造内閣では過去最多に並ぶ女性5人を閣僚にしながら、計54人の枠がある副大臣・政務官では一人も起用しなか…

北斗星(9月23日付)

 クラフトサケにクラフトジン、クラフトコーラなど「クラフト」を冠した飲み物の人気が高まっている。飲み物に限らず、クラフトマンシップ(職人技)を込めて造られた個性的な商品を「クラフト○○」と呼ぶことが増…

地方点描:対話[男鹿支局]

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 8月下旬、男性の声で支局に1本の電話が入った。男鹿市の若手事業者団体が、市内で計画されている風力発電事業の一時中止を求める要望書を事業者や市に提出した記事に関する意見だった。「地元住民は賛同している…

社説:岸田首相国連演説 協調の実現へ道筋示せ

 ロシアによるウクライナ侵攻などで国際社会の分断が深まる中、米ニューヨークの国連総会で岸田文雄首相が演説し、「人間の尊厳」に光を当てた国際協力の重要性を訴えた。「分断・対立ではなく協調に向けた世界を目…

北斗星(9月22日付)

 一昨年、昨年は大混戦を制したが、今年は2位に大差をつけた。プロ野球パ・リーグでオリックスが3連覇を達成。圧倒的な投手力を擁し、チームの安定感は群を抜いた

地方点描:議場の矛盾[能代支局三種町駐在]

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 三種町議会9月定例会最終日の15日、1件の懲罰動議が賛成7、反対6で可決された。議場への持ち込みが禁止されている録音機で、他議員の一般質問と町当局の答弁を録音したことが町議会会議規則に抵触するとして…

社説:西武秋田店の存続 地元の期待感伝えたい

 米投資ファンドの傘下に入った百貨店「そごう・西武」が、西武秋田店(秋田市)を含む全国の店舗を当面維持する方針を固めたとされる。しかし、存続の方向性が正式に公表されたわけではなく、中長期的な先行きには…

北斗星(9月21日付)

 「どうしよう」。空を見上げて思いあぐねた。健康診断を終えて秋田市内の医療機関を出ようとした一昨日の午後のこと。駐車場の車までわずか25メートルほどだが、滝のように激しく地面にたたきつける雨に足がすく…

地方点描:「金の卵」[本荘支局]

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 「どこかに故郷の 香りをのせて―」

社説:県内・猛暑と少雨 被害把握と支援策急務

 県内は今夏、記録的大雨に見舞われたが、その後は一転、猛暑と少雨が続いた。農業被害や熱中症の増加など各方面に影響が及んだ。行政、関係団体などは農業被害などの状況を分析し対策、支援を急ぐ必要がある。

北斗星(9月20日付)

 北アフリカ・モロッコの地震による死者は2900人超に上り、数十万人が住まいを失うなどの被害が出ているという。復興には何年もの時間を要するだろう。遠く離れた国の災害でも事態の深刻さに胸が痛む