ニュースの「つぼ」

秋田のニュースのいまを読み解きます。

大館市田代地域、バス路線再編へ ワゴン車で集落巡回、利用しやすい体制構築を

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 秋田県大館市田代地域で10月から、バス路線が再編される。北部の集落と市中心部を直結する3路線を見直し、代わりに集落と近隣の2駅を巡回するワゴン車を導入、2駅で市中心部に向かう幹線バスと接続する方式に…

高校野球、県内初の7校連合チーム 止まらない部員数減少、全国では9校連合も

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 8日に幕を開けた秋季東北高校野球秋田県大会に、県内で初めて7校による連合チームが出場した。連合チームは近年珍しくないが、従来は5校が最多だった。多くの学校で部員減が進み、高校野球を取り巻く環境は大き…

相続登記、来年4月から義務化 所有者不明土地の解消へ

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 2024年4月に始まる相続登記の義務化まで、間もなく半年を切る。目的は所有者不明土地の解消で、相続人が正当な理由なく手続きを怠ると、10万円以下の過料が科される。関係機関への相談は増加傾向だが、まだ…

秋田が舞台の小説、最近の作品まとめ 自然や歴史、風俗など生き生きと描写

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 アイドルグループ「NEWS」のメンバーで作家の加藤シゲアキさんが、終戦前夜に秋田市土崎地区を襲った土崎空襲を題材に小説「なれのはて」を書き下ろし、講談社から10月25日に刊行することが話題となってい…

男性のHPVワクチン接種、にかほ市が独自助成 「先進的」と支持する声も

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 秋田県にかほ市は本年度から、ヒトパピローマウイルス(HPV)感染を防ぐワクチンを、若年男性が無料で接種できる助成事業を行っている。男性を対象とするのは県内初で、全国的にも珍しい。7月末までに1回目を…

秋田銀行が投資専門子会社設立、起業・事業承継支援強化へ ニュースの「つぼ」

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 秋田銀行が投資専門子会社「あきぎんキャピタルパートナーズ」を設立した。秋田県内でのスタートアップ(新興企業)企業の創出・育成や、後継者不在企業の事業承継の支援を強化する狙いだ。融資とは異なる柔軟な資…

中3英語は全国平均下回る、全国学力テスト 考えを表現・伝える力に課題

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 文部科学省が7月末に公表した2023年度の全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果で、秋田県の正答率は小学6年、中学3年とも国語、算数・数学が全国平均を1~5ポイント程度上回った一方、中3英語…

バスケBリーグ新体制「Bプレミア」、26年始動 ハピネッツ、集客増が鍵

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 バスケットボール男子Bリーグは2026~27年シーズンから、リーグの構造改革に伴い、新体制で再スタートを切る。秋田ノーザンハピネッツが所属する現在の1部(B1)は「Bリーグ・プレミア(Bプレミア)」…

横手市の公共温泉施設、譲渡の区分けに住民不満 説明を尽くし早期決着を

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 秋田県横手市で、合併前の旧町村から引き継いだ市有7温泉施設の存続が懸案となっている。財政負担の抑制を図る市は今春、ゆとりおん大雄など3施設については民間譲渡を目指す案を示した。だが、譲渡先が見つから…

大雨による水害・土砂災害、数年おきに大規模発生 過去の自然災害を振り返る

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 14日から続いた記録的大雨により、秋田県内各地で住宅の浸水や土砂崩れなどが相次いだ。秋田市など一部自治体では全容が依然つかめておらず、今後判明する農林漁業関係などを含め、相当な被害規模になるとみられ…

あきた次世代エネルギーコンソーシアム発足 再エネ由来の電力で水素製造、課題は

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 燃焼時に二酸化炭素(CO2)が発生しない水素やアンモニアの製造・活用方法を検討する「あきた次世代エネルギーコンソーシアム」(ANEC、浜岡秀勝会長)が5日に発足した。再生可能エネルギー由来の電力で水…

災害時の氏名公表、安否不明は家族同意不要 死者は未策定、議論進めるべき

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 災害時の安否不明者の氏名公表について、国は家族の同意なしでも公表できるとする指針を策定した。捜索対象者を絞り、迅速な救命救助につなげるためだ。一方、死者に関しては統一的な見解は示しておらず、各都道府…

国立・国定公園の大規模拡張、「八幡平周辺」が候補地に 北秋田市、機運醸成図る

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 環境省が昨年6月に公表した国立・国定公園の大規模拡張候補地に、秋田県北秋田市の森吉山、仙北市の田沢湖、本県と岩手県の県境にある真昼山地などを含む「八幡平周辺」が選ばれた。森吉山を抱える北秋田市では、…

秋田県議会、総括審査の質疑時間変更 自民が全体の半分以上、審議内容への影響は

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 秋田県議会予算特別委員会総括審査の質疑時間が変更される。最大会派の自民党(27人)の質疑時間が全体の半分以上に増え、議員1人で活動する5会派の時間が短くなる。開会中の6月県議会の総括審査は来月3、4…

県内のつつが虫病患者数が減少傾向 予防策浸透、近年は1桁台

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 農作業や山菜採り、ハイキングなどの野外活動で気をつけたいのが、つつが虫病。秋田県内では患者数が減少傾向にあるが、重症化すると死亡するケースもあり、注意が必要だ。

部活動の地域移行、指導者確保などに課題 環境整備の促進不可欠

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 公立中学校の休日の部活動を校外の指導者に委ねる「地域移行」が、本年度から段階的に進められる。少子化における部活動の維持や教員の負担軽減といった効果が期待されるが、指導者や施設の確保、費用負担の在り方…

Jリーグの均等配分金、上位チームに集中的投資 BB秋田にとって苦しい改正

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 Jリーグは今季、各クラブに支給している「均等配分金」を、J1上位や人気チームに集中的に配分する仕組みにかじを切った。ブラウブリッツ秋田が所属するJ2の支給額は、昨季の約1億5千万円から3割減の1億円…

大館能代空港、利用促進策を国交省が評価 3往復化継続、さらなる誘客へ工夫を

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 大館能代空港(秋田県北秋田市)の羽田線3往復運航が2025年3月29日まで延長されることが決まった。従来は今年10月28日が期限だったが、地元を中心に利用促進に努めている点が国土交通省による有識者懇…

秋田ノーザンブレッツ、「リーグワン」参入申請へ準備 課題は財政面、戦績も重要

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 ラクビー国内最高峰の「リーグワン」は2024~25年シーズンから新規参入チームを受け入れる。社会人のトップイーストリーグAに所属する秋田ノーザンブレッツ(秋田NB)は参入の申請に向け、準備を進めてい…

県公文書館が開館30周年 文書保存の重要性を周知、県民の関心向上目指す

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 歴史的資料として重要な公文書や古文書などを扱う秋田県公文書館が今年で開館30周年を迎える。近年は文書の利用を促したり、保存の重要性を周知したりする普及活動に力を入れており、本年度は、公文書に対する県…