ニュースの「つぼ」

秋田のニュースのいまを読み解きます。

ゼンリンと横手市、買い物支援の実証実験 ドローンなどの技術活用。課題は採算性…

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 地図大手ゼンリン(北九州市)が秋田県横手市と連携し、9月から11月にかけて食料や日用品の購入が不便な「買い物難民」を支援する実証実験を行った。ドローンやタッチ式の注文端末を活用し、住民の移動距離短縮…

県アスリート競技活動サポート事業、開始から6年 選手の県内就職支援、Aターン…

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 秋田県が国内外で優秀な成績を収めた選手の県内就職を支援する「県アスリート競技活動サポート事業」は開始から6年目を迎えた。五輪選手を輩出するなどの成果を残しつつ、対象条件に満たない選手の就職を後押しす…

プレミアム飲食券完売、需要回復に一定の効果 支援継続求める声も

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 秋田県が飲食店での消費喚起を目的に発行したプレミアム飲食券が今月14日、完売した。社会経済活動の再開が進む中で、売れ行きが伸び、当初予定より約1カ月早い販売終了となった。飲食需要の持ち直しに一定の効…

三種町、災害対策の見直し進む 避難情報、発令基準明確化

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 秋田県三種町は、災害発生時の避難情報発令や職員の行動に関するマニュアルの策定作業を進めている。8月の大雨で三種川が氾濫し、段階を踏まずに最高警戒レベルの「緊急安全確保」を発令したことを反省。関係機関…

角館図書館後援会の文化講演会 第一線の作家ら招き60回、地元文化人の思い継ぐ

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 角館図書館後援会(秋田県仙北市)による文化講演会が、今年で60回目を迎えた。住民有志を中心に年1回開き、作家や大学教授ら第一線で活躍する文化人の話に触れる貴重な機会となっている。

改正道交法、アルコールチェック義務化 事業所、飲酒運転防止策を強化

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 事業所での飲酒運転防止策を強化した改正道交法が4月に施行され、厳格なアルコールチェックが義務化された。重大な事故につながる恐れがある飲酒運転。事業所も一体となり、根絶への意識を徹底することが求められ…

県、港のCO2削減へ協議会設立 官民連携での実現が重要

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 秋田県は、二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガス排出を実質ゼロとする港「カーボンニュートラルポート(CNP)」の在り方を考える協議会を立ち上げた。秋田港、船川港、能代港のCO2排出量の削減目標を定め…

由利本荘市、デジタル化を推進 移動市役所など実証実験、きめ細かいサービス届け…

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 秋田県由利本荘市は「移動市役所」の実証実験などを行い、市政のデジタル化を幅広い分野で進めている。市民の反応はおおむね好意的。市はデジタル化によって、市民の利便性向上と行政サービスの効率化に取り組む。

8月大雨で氾濫の下内川、上流で破堤 改修進む中、工事は原則下流から

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 秋田県内に多くの被害をもたらした8月の記録的大雨から2カ月が経過した。県管理では13河川が氾濫し、中でも大館市の下内川は河川改修が進む中で堤防が決壊した。工事は下流側から進められていたが、大きな浸水…

医療的ケア児支援法、施行1年 県内拠点が4月に開設、地域の体制整備に課題

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 日常的にたん吸引や人工呼吸器の管理などが必要な「医療的ケア児」と家族を支援する法律が昨年9月に施行されてから、1年がたった。本県では今年4月、拠点として県立医療療育センター(秋田市南ケ丘)内に県医療…

22年産サキホコレ概算金、抑えめの1万4600円 市場認知度アップを優先

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 2022年産の秋田県新品種米「サキホコレ」のJA概算金は、1万4600円(1等米60キロ当たり)に決まった。肥料や資材の高騰で営農環境が厳しさを増す中、昨年の先行販売分の買い取り価格を上回るか注目さ…

自然災害の想定区域、危険度の事前把握に有効 未指定でも備えを万全に

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 8月の記録的大雨による影響が続く中、台風や秋雨の季節に入り、災害への警戒が引き続き必要だ。被害が想定される範囲は「想定区域」で確認でき、身の回りの災害リスクを把握した上で避難行動を取ることが望ましい…

インターハイ、団体入賞初のゼロ コロナで交流自粛や部員減、競技力の立て直し急…

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 7月23日から1カ月間、四国4県と和歌山県の計5県で全国高校総合体育大会(インターハイ)が行われ、全30競技で熱戦が展開された。秋田県勢は28競技に出場したが、入賞数は個人で11にとどまり、団体は県…

秋田市文化会館、今月末閉館 公共施設の集約が目的、ミルハス整備の条件に

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 1980年の開館以来、文化芸術活動の拠点として親しまれてきた秋田市文化会館が今月末に閉館し、来年度以降、解体される。市民からは惜しむ声が出ているが、県と市が共同で整備した「あきた芸術劇場ミルハス」の…

ニュースの「つぼ」:小安大湯温泉協会など観光ネットワーク

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 秋田県湯沢市の小安大湯温泉協会(阿部司会長、12社)がこの夏、県外の4観光関連団体とネットワーク組織を立ち上げた。新型コロナウイルスの感染拡大の収束が見通せない中、連携を深めて互いの観光振興につなげ…

ニュースの「つぼ」:大館市中心部に新地域交通

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 秋田県大館市と市内交通事業者などが10月から、市中心部で新たな地域交通サービスの実証運行を始める。「mobi(モビ)」と呼ばれる定額制の乗り合い型サービスで、来年2月までの予定。実証運行により需要や…

ニュースの「つぼ」:事業承継の支援

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 事業承継の動きが秋田県内で活発化している。中小企業の事業承継を支援する「県事業承継・引継ぎ支援センター」の仲介で、2021年度に成約した第三者(個人や法人)への承継は22件と、14年度の開所以来最多…

ニュースの「つぼ」:県サッカー協会の新グラウンド

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 秋田県サッカー協会(佐藤一朗会長)は、秋田市雄和の県立中央公園内に新たに人工芝グラウンドを整備し、今月から利用している。総工費1億2700万円のうち、6割超の8千万円を日本サッカー協会(JFA)の施…

ニュースの「つぼ」:秋田市の小中学生肥満調査

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 秋田市では、30年以上にわたり市内の小中学生を対象とした肥満調査が行われている。子どもの肥満は、成人になってからの肥満や生活習慣病につながるリスクも高い。調査データからは肥満の背景や課題も見えてくる…

ニュースの「つぼ」:大潟村のタマネギ本格栽培5年目

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 タマネギの産地化を目指し、秋田県大潟村で本格栽培が始まって5年目の収穫期を迎えた。栽培技術の向上で収穫量は増えているものの、機械の導入費用などがネックとなり、生産に取り組む農家が増えていない。目標に…