第35回さきがけ文学賞

 第35回さきがけ文学賞の最高賞・入選は、若くして謎の死を遂げた猿楽師の生涯を描いた主婦榊田圭さん(61)=神奈川県大磯町、本名・曽田千永美=の「観世十郎元雅」に決まった。入選に次ぐ選奨は、文筆業岡部千鶴子さん(62)=東京都渋谷区=の「もうすぐだから」。直木賞作家の西木正明さん(仙北市出身)、作家・文芸評論家の高橋千劔破(ちはや)さん(埼玉県出身)、作家の諸田玲子さん(静岡県出身)の3人が、都内で最終選考に残った6編を審査した。

入選
正賞・ブロンズ像 副賞・50万円、ANA国内線任意1路線往復ペア航空券

榊田圭さん「観世十郎元雅」

主婦 61歳 神奈川県大磯町

選奨
賞金5万円 ANA国内線任意1区間往復ペア航空券

岡部千鶴子さん「もうすぐだから」

文筆業 62歳 東京都渋谷区、秋田市出身