第36回さきがけ文学賞
第36回さきがけ文学賞の最高賞・入選は、南部馬の歴史を題材にした浜矢スバルさん(46)=本名・主濱泰晴(しゅはまやすはる)、青森県野辺地町、CADオペレーター=の「奥州馬、最後の栄光」に決まった。入選に次ぐ選奨は、家族模様をテーマとした脇真珠さん(60)=本名・諸野脇(しょのわき)信江、横浜市、主婦=の「花冷え」。直木賞作家の西木正明さん(仙北市出身)、作家・文芸評論家の高橋千劔破(ちはや)さん(埼玉県出身)、作家の諸田玲子さん(静岡県出身)の3人が、東京・銀座で最終選考に残った6編を審査した。
- 入選
- 正賞・ブロンズ像 副賞・50万円、ANA国内線任意1路線往復ペア航空券
浜矢スバルさん「奥州馬、最後の栄光」
CADオペレーター 46歳 青森県野辺地町
- 選奨
- 賞金5万円 ANA国内線任意1区間往復ペア航空券
脇真珠さん「花冷え」
主婦 60歳 横浜市
- [入選]浜矢スバルさん「奥州馬、最後の栄光」 南部馬の光と影描く2019年11月3日
- [選奨]脇真珠さん「花冷え」 認め合う家族の物語2019年11月3日
- 選考経過2019年11月3日
- 講評と最終候補作品2019年11月3日