フジタが結ぶ 秋田―フランス

 初秋のフランス・パリ郊外の小さな村が秋田一色に染まった。画家・藤田嗣治(1886~1968年)がついのすみかとしたエソンヌ県ビリエ・ル・バクル村の「メゾン・アトリエ・フジタ(藤田のアトリエ)」で、彼が残した最大の壁画「秋田の行事」をテーマにしたダンス公演が行われたのだ。生活雑貨を自ら手作りしていた藤田へのオマージュを込め、秋田の工芸品の展示会も同時開催。大壁画が描かれてから82年の時を経て、藤田が愛したアトリエと秋田が結ばれた。