講評と最終候補作品

(2020年11月3日 付)

<講評>

西木 正明さん

 すぐに書籍化してもいいほどハイレベルな作品がそろった。他の有名な文学賞に全く引けを取らない。書いた後にいったん寝かせてから手直しを加えると、さらにいいものに仕上がる。

高橋 千劔破さん

 全体的にレベルは高いと感じた。現代物と時代物にチャレンジした作品がそれぞれ最終選考に残ってすごくよかった。無駄な部分は削り、ストーリーや伝えたいことを際立たせると磨きがかかる。

諸田 玲子さん

 描写力や構成力が優れていて秀作ぞろいだった。どれもするすると読みやすく、先を読みたいという気持ちにさせられた。独創性や独自性を切り札とし、自分しか書けない作品を出し続けてほしい。

<最終候補作品>(応募順・敬称略)

  • ▽「青い月」水野文(川崎市)
  • ▽「小野寺穂乃の疾走」笹耕市(由利本荘市)
  • ▽「胎児たちの夏休み」水沢陽一(仙北市)
  • ▽「ヒカリ指す」北原岳(名古屋市)
  • ▽「賽銭泥棒」荒川眞人(三重県四日市市)