第38回さきがけ文学賞

 第38回さきがけ文学賞の最高賞となる入選は、バーを舞台に女子学生の成長を描いた村雲菜月(むらくもなつき)さん(26)=本名・松田菜生子(なおこ)、横浜市=の「転がるバレル」、入選に次ぐ選奨は猪村勢司(いむらせいじ)さん(37)=本名・寺田勢司、大阪府吹田市=の「烏(からす)の櫛(くし)」に決まった。直木賞作家の西木正明さん(仙北市出身)、作家・文芸評論家の高橋千劔破(ちはや)さん(埼玉県出身)、作家の諸田玲子さん(静岡県出身)の3人が、東京・銀座で最終選考に残った5編を審査した。

入選
正賞・ブロンズ像 副賞・50万円、ANA航空券

村雲菜月さん「転がるバレル」

会社員 26歳 横浜市

選奨
賞金5万円、ANA航空券

猪村勢司さん「烏の櫛」

建築デザイン業 37歳 大阪府吹田市