第39回さきがけ文学賞

 第39回さきがけ文学賞の最高賞となる入選は、在日朝鮮人集落に暮らす少年の一家と叔父との関係を描いた方政雄(パン・ジョンウン)さん(71)=兵庫県伊丹市=の「草むらの小屋」、入選に次ぐ選奨は深尾澄子さん(80)=本名・松田祥子、兵庫県川西市=の「やっさん」に決まった。作家・文芸評論家の高橋千劔破(ちはや)さん(埼玉県出身)、作家の諸田玲子さん(静岡県出身)の2人が、東京・銀座で最終選考に残った5編を審査した。直木賞作家の西木正明さん(仙北市出身)は体調が優れず欠席した。

入選
正賞・ブロンズ像 副賞・50万円、ANA航空券

方政雄(パン・ジョンウン)さん「草むらの小屋」

71歳 兵庫県伊丹市

選奨
賞金5万円、ANA航空券

深尾澄子(ふかお・すみこ)さん「やっさん」

80歳 兵庫県川西市