静と動の美（４）龍神Ⅰ・Ⅱ　軽井沢千住博美術館蔵

　２０１５年の第５６回ベネチア・ビエンナーレに出品された全長２２メートル超の「龍神１・２」は、通常の光の下で見ると黒い背景に白い瀧（たき）が流れている。ところが、ブラックライトを当てると青白く光る夜の…

静と動の美（３）終着駅　軽井沢千住博美術館蔵

　千住博展では金剛峯寺（こんごうぶじ）の襖絵（ふすまえ）に加えて、１９８０年代の初期から近年までに制作された主要作品により、千住の画業を概観できる。

静と動の美（２）断崖図・部分　高野山金剛峯寺蔵

　平安時代のはじめに弘法大師空海が開いた真言密教の聖地、高野山。２０１５年に開創１２００年記念事業として発表されたのが、千住博による総本山金剛峯寺（こんごうぶじ）への襖絵（ふすまえ）奉納だった。

静と動の美（１）瀧図・部分　高野山金剛峯寺蔵

　千住博展が２２日から１１月４日まで、秋田市中通の市立千秋美術館と県立美術館で開かれる。高野山金剛峯寺（こんごうぶじ）の大主殿に納める新たな襖絵（ふすまえ）「断崖図」「瀧（たき）図」など、千住博さんが…

秋田市中通や大町…明治天皇巡幸の足跡をたどる

　明治天皇の本県巡幸（１８８１年）をテーマにした「明治天皇の軌跡をたどるトーク＆ウオーク」がこのほど、秋田市中通の千秋美術館などで行われた。市内外の１５人が参加し、当時の様子に思いをはせた。

独創的な世界広がる　ピカソの版画展、６月まで千秋美術館

　フランス国立図書館版画コレクション「ピカソ　版画をめぐる冒険」が２１日、秋田市立千秋美術館で始まった。スペインの画家パブロ・ピカソ（１８８１～１９７３年）の版画を中心に１００点を展示。来場者は独創的…

若冲「雨龍図」かわいい　千秋美術館でコレクション展

　千秋美術館（秋田市中通）のコレクション展「秋田蘭画と寿（ことほ）ぎの美」が４日始まり、同館が昨年購入した絵師伊藤若冲（じゃくちゅう）（１７１６～１８００年）の水墨画「雨龍図（あまりょうず）」がお披露…

新年は「若冲」見に行こう　４日から千秋美術館

　秋田市立千秋美術館が６月に購入した江戸時代中期の絵師伊藤若冲（じゃくちゅう）（１７１６～１８００年）の代表作「雨龍図（あまりょうず）」など、４９点を展示する企画展が来月４日から、秋田市中通の同館で開…

世界的に活躍する日本画家・千住博さんが、高野山金剛峯寺の大主殿に納める新たな襖絵「断崖図」と「瀧図」を制作。画業40余年の集大成と位置付ける千住さんの渾身の襖絵44面を、奉納に先駆けて公開する。合わせ…